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AndroidでWindowsPCに外出先からリモートデスクトップ

Remote01_2

Remote02_2


外出先から自宅PCを操作する必要に迫られ、実装してみました。備忘録です。

■目標
 外出先から自宅PCの電源を投入する ・・・ Wakeup on LAN
 新たな機器は最小限にする ・・・ Android
 変わらないPC操作 ・・・ リモートデスクトップ
 変わらないマウス操作 ・・・ Bluetoothマウス
 変わらないキーボード操作 ・・・ Bluetoothキーボード

■ハードウェア
 Android ・・・ Ver.4.2.2 SHARP SHL22 (au)
 マウス ・・・ ELECOM EX-G (M-XG1BB)   約1,700円
 キーボード ・・・ ELECOM TK-FBP052-BK  約2,380円

■ソフトウェア
 Wakeup on LAN ・・・ Wake on Lan   無料
 リモートデスクトップ ・・・ RD Client  無料
 キーボードマップ ・・・ Google日本語入力  無料
 Windows ・・・ Windows8.1 64bit


■Windowsの設定
 
 たくさん事例はありますが、一応書いておきます。
 
Remote03_2

Remote04_2


 [システムプロパティ] - [リモートデスクトップ] の
   「このコンピュータへのリモート接続を許可する」 ・・・ オン
   「ネットワークレベル認証でリモートデスクトップを実行しているコンピューターからのみ接続を許可する」 ・・・ オン

 [電源オプション] - [システム設定] - [シャットダウン設定] の
   「高速スタートアップを有効にする」 ・・・ オフ
 
 
 
■Wakeup on LAN の設定
 
 グローバルIPが変わってしまった時の対策です。
 
Remote05_2

Remote06


 ・DDNSサービスの利用
   CyberGate -DDNS- へ登録 ・・・ 無料
   URL ・・・ http://cybergate.planex.co.jp/ddns/
   ユーザー登録します
   ドメインを取得します ・・・ 後に使用します

 ・グローバルIPをDDNSへ通知
   DiCE for Windows のインストール ・・・ 無料
   URL ・・・ http://www.hi-ho.ne.jp/yoshihiro_e/dice/
   Windowsへインストール
   [サービス]  ・・・ CyberGate を選択
   [ホスト名] ・・・ DDNSサービス で取得したホスト名 (xxxx.yyyy.ddns.vc の xxxx の部分)
   [ドメイン名] ・・・ DDNSサービス で取得したドメイン名 (xxxx.yyyy.ddns.vc の yyyy.ddns.vc の部分)
   [ユーザー名] ・・・ CyberGate に登録した ユーザーID
   [ドメイン名] ・・・ CyberGate に登録した パスワード

 ・DiCE for Windows の起動
   スタートアップ にショートカットを入れます
 
 
■Chromeリモートデスクトップ の設定  ※理由は後述
 ・Chromeウェブストア からインストール ・・・ Chromeリモートデスクトップ で検索してください
 ・前提は Google Chrome がインストールされていること、Googleにアカウントを持っていること
 
 
 
■ファイアウォールの設定
 
 リモートデスクトップの通信を許可します。
 
Remote07


 ・Windowsファイアウォールの設定
   [リモートデスクトップ] ・・・ プライベート、パブリックを許可
 
 
 
■ルーターの設定
 外出先から Wakeup on LAN、リモートデスクトップ の接続を許可します。

 ・Wakeup on LAN の許可設定
   [パケットフィルタ設定] に以下を追加
    [I/F] ・・・ WAN
    [方向] ・・・ in
    [プロトコル] ・・・ udp
    [送信元] ・・・ any
    [送信元ポート] ・・・ 任意のポート番号 - 任意のポート番号
    [宛先] ・・・ 192.168.0.255/32
    [宛先ポート] ・・・ 任意のポート番号 - 任意のポート番号
    [優先度] ・・・ 先客の次

   [ポートマッピング設定] に以下を追加
    [LAN側ホスト] ・・・ 192.168.0.255
    [プロトコル] ・・・ udp
    [ポート番号] ・・・ 任意のポート番号 - 任意のポート番号

 ・リモートデスクトップの設定
   [パケットフィルタ設定] に以下を追加
    [I/F] ・・・ WAN
    [方向] ・・・ in
    [プロトコル] ・・・ tcp
    [送信元] ・・・ any
    [送信元ポート] ・・・ 3389-3389
    [宛先] ・・・ 192.168.0.255/32
    [宛先ポート] ・・・ 3389-3389
    [優先度] ・・・ 先客の次

    [I/F] ・・・ WAN
    [方向] ・・・ in
    [プロトコル] ・・・ udp
    [送信元] ・・・ any
    [送信元ポート] ・・・ 3389-3389
    [宛先] ・・・ 192.168.0.255/32
    [宛先ポート] ・・・ 3389-3389
    [優先度] ・・・ 先客の次

   [ポートマッピング設定] に以下を追加
    [LAN側ホスト] ・・・ 192.168.0.xx  対象PCのIP アドレス
    [プロトコル] ・・・ tcp
    [ポート番号] ・・・ 3389-3389


    [LAN側ホスト] ・・・ 192.168.0.xx  対象PCのIP アドレス
    [プロトコル] ・・・ udp
    [ポート番号] ・・・ 3389-3389
 
 
これでPC側の設定は終わりです。
引き続きAndroid側の設定を行います。


■Wake on LAN の設定
 
 Wakeup on LANを行うソフトをインストールします。
 
Remote08


 ・Google Play からインストール

 ・対象PCの登録
   [wake] をタップ
   「refarencde] に任意の名称を入力
   [MAC Adress] に 対象PCの MAC Adress を入力
     ・・・ MAC Adress はコマンドプロンプトを管理者で実行し IPCONFIG で確認できます。
   [Host Name / IP Adress] に DDNS で取得した ドメイン名 を入力
   [Port] には ルータ Wakeup on LAN 設定したポート番号 (上記の”任意のポート番号”)
 
 
 
■Remote Desktop Clientの設定
 
 リモートデスクトップを行うソフトウェアをインストールします。
 
Remote10


 ・Google Play からインストール

 ・対象PCの登録
   [PC name] に DDNS で取得した ドメイン名 を入力
   [User name] は 「Enter every time」 を選択
 
 
 
■Chrome リモートデスクトップの設定
 もう一つ、リモートデスクトップを行うソフトウェアをインストールします。
 理由は後述します。
 
Remote09_2


 ・Google Play からインストール
 ・PCとはGoogleアカウントで連動しており、しばらくすると自分のPCが表示されます。
 
 
 
■Google日本語入力の設定

 Androidの日本語変換ソフトですが、ELECOM TK-FBP052 を使う上で必要です。
 
Remote12


 ・Google Play からインストール
 
 
 
■キーボード・マウスのペアリング
 
 Androidからキーボード・マウスを使える状態にします。
 
Remote11


 ・[設定] - [Bluetooth] から [デバイスを検索] でペアリングします。
 
 
 
■キーボードの設定
 
 Google日本語入力をインストールした後の設定です。
 

Remote13_2

Remote15_2


Remote14_2


 ・[設定] - [言語の文字入力] - [Google日本語入力] にチェック
   [>] を押す
   [ハードウェアキーボードの設定] を押す
   [日本語109A配列] を選択

 ・[設定] - [言語の文字入力] - [物理キーボード] を押す
   [キーボードレイアウトの選択] - [キーボードレイアウトの設定] を押す
   [日本語109A配列] を選択
 
 
 
これで準備完了です。記事に疲れてきましたが、あとひとがんばり。
 
 
 
■Wakeup on LAN の実行
 
 Wake on LAN でPCを起動します。対象PCを押します。
 
Remote16
 
 
 
■Chromeリモートデスクトップ の実行
 
 PCが起動したことを確認します。
 PCが起動するとアイコンがグレーからブルーに変わります。
 
 
 
■Remote Desktop Client の実行
 
 RD Client からリモートデスクトップを開始します。対象PCを押します。
 
Remote17
 
Remote18_2

Remote19_2


 WindowsのユーザーID、パスワードを入力して Connect を押すとデスクトップが現れます。
 
 Bluetoothキーボード・マウスは問題なく使用できます。
 
 RD Client の優れている点は、リモートデスクトップ上のマウスポインタがBluetoothマウスのポインタであることです。他のリモートデスクトップソフトのように画面タップを前提としておらず、普通にPCを使うのとまったく同じ感覚で使えます。
 
 Buletoothキーボードでの全角・半角入力、記号入力もキートップと異なる点はありません。TK-FBP052では Full/Halfキー で全半角の切替、スペースで変換が可能です。アンダーバーなどの記号もキートップの通り入力できます。
 
 キーボードの動作を正しくしているのが Google日本語入力 です。
 設定で 日本語109A配列 を選択しましたが、これがキーボードの正しい動作を実現してくれています。
  
 
Remote20

Remote21


画面を拡大した時とソフトウェアキーボードを表示した時です。
 
 
 
■リモートデスクトップの終了
 
 リモートデスクトップの終了は [スタート] - [切断] です。
 
Remote22_2
 
 
 
■問題点
 
 解決していない問題は以下の2点です。
  1) RD Client から シャットダウン、スリープ が選択できない。または方法がわからない。
     代替として、Chromeリモートデスクトップ から シャットダウン、スリープ を選択しています。
     Wakeup on LAN ソフトで シャットダウン、スリープ できるものがあるらしいので、調査してみます。

  2) SHARP SHL22 の画面解像度が足りない
     当たり前の話ですが、画面が小さすぎて操作が困難です。
     リモートデスクトップの可能性が見えたことから、近いうちにAndroidタブレットを投入する予定です。
 
 
 
■Chromeリモートデスクトップをインストールする理由
 
 1) 上記の スリープ・シャットダウン するため
 2) シャットダウンから起動した場合にPCが起動したことを知るため
   マイパソコン の アイコン がブルーになると起動中、グレーは停止中 をあらわします。
 
 
 
■特記
 
 マイクロソフトの技術文書では、Wakeup on LAN には スリープ させておく必要があるとの記載がありました。
 が、当方の環境では シャットダウン の状態から Wakeup on LAN による起動が可能です。
 不都合どころか、うれしい誤算でしたが、なぜ可能なのか理解できておりません。
 
 
 
以上、AndroidのでPCリモートデスクトップ記でした。


 
 
 

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コメント

リモートコントロール、無線キーボードなどの個別の記事は複数見られましたが、この二つを同時に行なっていたサイトを探していました。
結果だけでなく、導入から運用の方法まで書いてくださっていて、本当に感謝しています。
ありがとうございました。

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